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相続手続に関するさまざまな事例のご紹介

遺産分割協議 事例05

 連絡の取れない相続人を「直接訪問」!

相談者
Aの次男E
被相続人 A の遺産
(1) 不動産
(2) 預貯金等(3000万円)
相続人
妻B、亡長男Cの子供D、次男Eの3名
問題点
(1) 遺言書なし。
(2) 亡長男Cの子供Dとは音信不通。

このケースの問題点

問題は、妻Bも次男Eも、亡長男Cの子供Dに会ったこともないという状況。
被相続人Aは不動産を所有しており、妻Bはその不動産に居住。
妻Bは高齢なため不動産を手放すことは難しいとの状況であり、またお墓や仏壇など祭祀のこともあり放置することは後々問題となる可能性を心配。
預貯金も引き出せない状況であり、生活に支障をきたす。
まずは亡長男Cの子供Dと連絡を取らなければならないが、遠方(関東)のため一向に進展しない可能性もある。

このケースの解決事例

【1】手紙を送付。(亡長男Cの子供Dの住所地(関東)に何度手紙を出しても音沙汰なし。)
 ↓
【2】連絡がないまま2ヶ月経過。
 ↓
【3】亡長男Cの子供Dを訪ねて関東へ。
 ↓
【4】関東出張4日目で面会に漕ぎ着ける。
 ↓
【5】相続人全員と面談日時を決定。
 ↓
【6】面談当日遺産分割協議成立。
 ↓
【7】遺産分割協議の内容に沿って手続完了。
 ※ 相続手続完了までの期間:約3カ月半

まずは経緯の説明をするため、細心の注意を払い作成した手紙を送付。
手紙を何度か送付するも全く音沙汰がない状況で、相談者の次男Eさんの決断は「直接訪問」
関東に4日間滞在してやっと面会を果たす。
亡長男Cの子供Dとの会話の中で、「手紙は届いていた。ただ自宅には電話もなく連絡するのが面倒だった。」との言動があり、正直愕然とした。
面談まで漕ぎ着けるのに紆余曲折はあったが、ともあれ無事「遺産分割協議」が成立したことにホッとした。

ポイント

今回のケースは、会ったこともないので相手の状況が見えず、また遠方のために最終的には訪問という選択になったが、結果からすれば「訪問」は英断だったと思います。
仮に訪問し進展しなくとも、それは「訪問の結果、進展なし」であり、全体的に見れば一歩前進しています。
こうして一つ一つの結果を積み上げていって、最終的な結論・結果に至るのです。
今回も間に入る第3者(当センター)の存在が非常に大きな役割を担った案件だと自負しております。